小学校お受験パパからのアドバイス ブログ

共働きかつCFOという立場ながら、2015年から丸1年間息子の小学校受験に奮闘しました。今後受験を予定されている皆さんへ少しでも参考になることがあれば幸いです!

自覚への足がかり - 幼児教室の合宿

全体的に共働き家庭なりの準備ペースが整い始めた3月後半、ドキドキしながらも行かせようと決めたのが、幼児教室主催の合宿でした。


これまで泊まりで親と離れたことは一切なく、前回までのブログでも書いたとおり、何かあるとメソメソするタイプだったこともあり、”行かせたい!”と思ってはいたものの、いざとなると心配でした。


出発当日の朝、両親2人で送りに行って別れる間際、必死に涙をこらえる姿にこちらの涙腺が(笑)


そのまま別れてからは、幼児教室のホームページで3-4時間おきに更新される最新の状況を心待ちにすることしきり。


特段連絡もなく、2泊3日の行程を終え、無事に帰宅しました。本人は案外けろっとしたもので、"たのしかったよー"との報告で、やや肩透かし気味。


その週末に担任の先生から報告を受けましたが、しっかりと友達と楽しく勉強とイベントに参加していたとのこと。途中、ホームシックで泣きそうになった局面を自分で乗り越えて復活した姿に感銘を受けたとお話しいただきました。


いやー、やはりかわいい子にはなんとか、ですね!本人もこの合宿をきっかけに、すっかり自立&自覚を見せ始め、当初の目論見通りの結果となりました。


おそらく、女のお子さんのご両親は心配な向きもあるかと思いますが、教室の先生も多数ついていますし、新しいお友達とのつながりもできて、その後に良い影響がたくさんありますので、ぜひ勇気を出して送り出してみてください!!

やってはいけないこと - ペーパー学習

ペーパーについても一定程度自宅学習を毎日継続し始めた2-3月。


気になったのが息子の度重なる聞き返し。「それ、どういう意味?」


それまでは、聞き返されたら、意味を解説したり、分かるまで読んだり、かつそれで正解したらマルをしていました。もちろんその結果として理解が促進されることは多々あるとは思いますが、それが習慣化されてしまうと大きなリスクが生じます。それは複数回問題を読み上げることも同様です。


それは、パパに聞けば意味を教えてくれる、という安心感が植えつけられてしまうこと。当然本番ではその環境にない訳ですし、1回で聞き取って意味を理解するか、聞き逃しても想像で対処する、という姿勢に持っていくことが後々非常に大事なのです。


もっと早く気づけよ!というところかもしれませんが、まあ2-3月のタイミングで気づいてからは、聞き返されても放っておいてストップウォッチをスタートさせ、時間内に答えられなければまずバツをつけ、その後、再度問題を読み上げるか解説をして答えられたら、その上からマルをつけるようにしました。


なかなか最初は教えている方はイライラするかもしれませんが、長い目で見ると効いてきます。ぜひ、冒頭のやり方になれてしまいつつある方は、やり方を変えられることをオススメします。


一方で、1回で理解するには短文の理解力が必要ですから、毎日寝る前の好きなテーマの本の読み聞かせと終わった後の意見交換は同時並行的に必須かと思います。


とは言っても、これをやりきるのは大変です、ホントに。。。。。


共働き家庭の1日の勉強時間

何とか縄跳びを攻略し、同時に通っているスイミングでも立て続けに昇級し、何とか運動サイドは本人の自信も含め安心感が出はじめた1-2月。


とはいえ、本題のペーパーや行動/絵画製作には幼児教室以外、自宅でも時間をかけて対策しているとは全くもって言える状態にはありませんでした。


というのも、我が家はがっつり共働き。かつ、母親が勉強を見ようとしても私の時とは全く態度が違い、ダラダラ100%集中しないという状態。


とはいえ、共働きでは、うーん、かけられる時間が限られてマス。


そんな中、ラッキーだったのは、シッターさんが息子さん2人をお受験させていて勉強も見てもらえることでした。


そこでシッターさんとも相談し週2回は早めに保育園に迎えに行っていただいて、6-8時の2時間程度は勉強を見てもらうことにしました。彼女に週2回みてもらえることで、それ以外は私がペーパーをみていたので自分の精神バランス(怒って自己嫌悪)を保つことができたのです。母親相手では全くもって本人が勉強に集中しない中、本当に感謝。


1-2月から自宅でも本腰を入れ始めたペーパーは、


週2日はシッターさんが2時間

その他の平日3日は私が1時間前後 (当初は母親も見てましたがあまりの態度の悪さに断念。絵画、製作担当に変更せざるを得ませんでした)

週末は土曜が幼児教室と私が1時間、日曜も私1時間


というペースで本格稼働していきました。正直この勉強量は少ない方だと思いますが、これが私たちが出来るベストだったので追い込み時もペースは良くも悪くも変えませんでした。いやー、でも今振り返っても、もう2度とやりたくない(笑)

縄跳び上達法 - 成功体験の積み重ね

年明け前後から新たなクラスに試しに行き始め、2016年、まさにお受験の年がスタート。


ここでも早速壁にぶちあたりました(笑)


まずは縄跳び。新たなクラスでは、毎回クラスの最初に縄跳びを使って発表を行うことが定例化されていましたが、出遅れたうちの子は、自分では運動神経がいいと思っていたのに、それまで全く縄跳びを練習させていなかったので案の定ボロボロ。


これがまた彼の幼児教室への道のりを重くしはじめていましが、同じ轍はこれ以上踏むわけにはいきません!


そこでやったことは、
1. 色々な縄跳びを買って試してみる
2. 右手のみで束ねた縄跳びを回して、リズムと回し方をマスターする(youtube)
3. 運動クラスを受けてみて、先生にコツを教えてもらう


1.については1番効果的だったのは、いわゆる本当の太めの”なわ”。重さがある分、きちんとした回し方が身につきます。
http://yokyoarekore.blog.fc2.com/blog-entry-103.html


3 について最も良かったアドバイスは、飛び始める前にかかとを上げた状態からスタートすること。


これを徹底した結果、1ヶ月後には普通に30-40回飛べるようになり、まずはひとつ成功体験/克服体験を積み重ねることができ、次につながっていきました。


縄跳びで四苦八苦されている方、試してみてください!