小学校お受験パパからのアドバイス ブログ

共働きかつCFOという立場ながら、2015年から丸1年間息子の小学校受験に奮闘しました。今後受験を予定されている皆さんへ少しでも参考になることがあれば幸いです!

ニンジンぶらさげ作戦は効果的か?

以前に「がんばったときにはポイントを与え、100ポイント貯まったら何でも好きなものと交換」というポイント制度を年初に導入したことはお伝えしました。


それ以外に行ったニンジンぶらさげ作戦は、月次で実施される模試が終わったら、好きな映画を一緒に見に行く、ということもやりました。結果として父子2人で、相当な数の映画を見に行きました。妖怪ウォッチ、仮面ライダー、戦隊もの、ちびまる子ちゃん, etc.
おかげで毎月ポップコーンを食べすぎてポップコーン恐怖症に(笑)


ちまたの本などでは「ニンジンぶら下げ」は本質的なモチベーションアップにはつながらないのでやるべきではない!といった論調も見受けられます。


??はあ?と


こっちは、何のためにやっているかも分かっていない、かつ集中力が散漫な4-5歳児に1時間も2時間も勉強させないといけないわけです。その前提条件を冷静に分析すれば、どう考えても自発的に勉強するなどということはよっぽどのケースでない限りは起こりえない。だとすれば、ニンジンぶら下げは必須です。もう一度言います、ニンジンぶら下げはやるべきです(笑)


とはいえ、もちろん、そこで大事なことはいくつかあると思います。


1. 結果ではなく、過程を褒める。もちろん点数が良かったら、最大限褒めるべきですが、そうであってもなくても、頑張った過程を褒めることで次につながります。間違っても他の子と比較するような発言はナシです


2. 好奇心を育てることで本質的なモチベーションを育てる。たとえば好きな分野や得意な分野の問題については、どんどんステップアップ問題をやらせて得意分野として伸ばす。問題を通して興味を持った内容はYouTubeや図鑑で深堀させる。そして「XXX博士」だねーといって上げて、ゲーム感覚で面白みを持たせる


みなさんもお偉い方や幼児教室のステレオタイプの見解(個人に対するアドバイスであれば聞くべき!)に流されてしまいそうになるかもしれませんが、ぜひ、ご自身とお子さんなりのやり方で進めていかれるのが最終的には良いと思います。なぜなら、そういう方達は実際に自分の子供を同様の環境で育てた経験が実はないか、いずれにしてもご自身のお子さんを育てた経験は100%ないからです。ご自身のお子さんを育てるプロはその両親だけだと私は思います、なんて。偉そうに書いちゃいましたが、迷走の結果悟ったということで。